ユニバーサルデザインの推進実行委員会

 当ユニバーサルデザイン推進実行委員会は、福島県デザイン振興会を母体として会員有志で組織し、活動する団体です。 県内では、最初にユニバーサルデザインについての研究、実践活動に着手した福島県デザイン振興会です。
 会員の中からとくに「ユニバーサルデザイン」の啓蒙と研究というテーマに取り組める人材を集め幅広い活動をしてきました。
 郡山市を想定地域と定め「ユニバーサルデザイン・シティ」の可能性を研究する一連の事業では、県の「地域づくりサポート事業」の補助金をいただき活動してきました。


福島県デザイン振興会を母体に〜

 福島県デザイン振興会を母体に「特定非営利活動法人 ふくしまユニバーサルデザイン」が生まれました。
 平成9年10月、県内のデザイナーが業界の垣根を越えて団結し「福島県デザイン振興会」を誕生させました。『多彩な人が集うことで、できるデザイン運動を推進しよう・・。』
 それから6年半、地域活性化事業やデザイン展の開催、さまざまなデザイン提案など、小さな「福島県デザイン振興会」が、多くの事業を通して地域デザイン運動の先頭に立ち歩いてきました。
 とりわけ、私たちが県内で最初に行動をおこした「ユニバーサルデザインの啓発運動」はその後、全県規模の大きな動きとなりました。 「福島県デザイン振興会」を母体にして、デザイナー以外のあらゆるジャンルの方々が誰でも自由に参加できるユニバーサルな組織をつくろう。こうした呼びかけに応じ、ユニバーサルデザインに関心を持つ、多くのおもしろい仲間が集まりました。


県内唯一「ユニバーサルデザイン」専門のNPO法人

 「特定非営利活動法人 ふくしまユニバーサルデザイン」は平成15年8月1日に認証。組織はできました。さらに人も集いつつあります。
今後、多くの方々とスクラムを組んで、さまざまな人々の生活の場で「思いやりあるデザインをどう描けるか、一緒に実践できるか」が私たちの課題です。
 小さな芽を、みんなの心と力を集め、大きな幹に育てましょう。
 いつの日か、「ユニバーサルデザイン」という言葉が聞かれなくなる日まで。